伝説の缶には、歴史と伝説あり!

それはまだ、「飼い猫には、汁かけごはんの猫まんまを」という時代、今から六十余年も前のお話です。 さかなの町・焼津で、まぐろ缶を作っていた私たちは、おいしい魚をムダなく使って、猫のためのまぐろ缶を作ろうと思い立ちました。当時の日本には、まだキャットフード缶というものはなく、当初は欧米への輸出用であったり、国内のブリーダー・獣医さん向けに「プリンス 幻のネコ缶」として通信販売する、ごく限られたものでした。その後、ペット愛好の高まりの中、1986年まぐろ缶「プリンピア たまの伝説」が誕生。「たま伝」の第1号がこれです。90年代に入ると、お店での販売もスタートしました。ちなみに「たまの伝説」という名は、三洋食品の社内公募で選ばれたもの。白黒ハチワレにピンクのリボンのキャラクター猫「たま」も、この時デビューしたのです。

たまの伝説 歴史

・1969年、三洋食品が国内初のキャットフード缶「プリンス」を発売。
 きっかけはツナ缶を製造する際に出る端材を有効活用できないかと考え、
 キャットフードの缶詰を作ることを思い付きました。
・新鮮で高品質の原料で余計なものを入れずにシンプルに作られ、 その品質の良さが
 口コミで広がり、 ブリーダーや動物病院で評判を呼びました。
・その後、1986年に現在のブランドとなる「プリンピア」と名を変え、
 現在でもロングセラーを続ける「たまの伝説」が誕生しました。
・1986年には、新鮮な刺身の端材等を活用した割安なファミリー缶(大型缶)を発売。
・1994年には、美味しさと健康面に配慮した「食通たまの伝説」が登場。
・2006年には、ストレスに配慮した「やさしさ+」を発売。
・2010年には、成長に合わせて、原材料の比率を変えたライフステージ食を発売。
・2012年には、焼津港で水揚げされた本鰹なまりの「焼津なまり」を発売。
・2013年には、新鮮な素材とビタミンEだけを入れた「何も入れない」を発売。
・2013年には、介護食、2015年には、腎臓の健康に配慮した製品を発売。

焼津の町で、進化を続ける「たま伝」

日本有数の漁港の町、焼津。十数社もの缶詰工場が軒を連ね、水揚げされた新鮮な魚をいち早く加工する技術のメッカです。 「たまの伝説」は、猫にいいもの以外は入れないという信条で、素材の良さをそのまま生かし、余計な添加物などを用いない製法を貫いてきました。一方で、よりおいしい猫のためのまぐろ缶を追求して生まれたのが、1994年に発売した「食通たまの伝説」です。飽きやすい猫のために、味のバリエーションを広げるとともに、猫が好むゼリーでまぐろを包むアイデアを採用。食いつきが抜群のジューシーなおいしさに加えて、缶からスルッと器に出せる便利さも話題に。さらに、猫の生体や健康を考えた「ライフステージ食」「やさしさ+」シリーズも加わり、愛すべき猫たちのために、「たま伝」は、きょうも焼津から新しい伝説を作ります。

焼津港